メタルオーバーロード

2020年12月、レゴオフ初参加時に出した作品。

ジャンルはレゴロボ。

ソニックヒーローズというゲームのラスボスで、メタルソニックというロボットの強化形態だ。


このアホみてぇなサイズはスケールをソニックのミニフィグに合わせた結果である。上から見るとT字状であり、縦横どっちがどっちか忘れたが110cm×90cm。


頭部から制作開始。緑で囲んだ棘はブラケットブロック、赤で囲んだのはボール関節による接続。


体の中は普通なら普通のブロックとかデュプロとかで埋めるとこなんでしょうが、自分は使い方の思いつかなかった赤の扉枠と窓枠で埋めた。


脚と呼んでいいのかよく分からない黒いパイプ。フレキシブルにするために中に通してあるのは光ファイバーケーブルである。通す際には結構体力を消耗する。硬いんだよなぁこれ。

あと、この写真では台座にクリアパーツをつかっているものの、足りなくて本体の一部と同じ色の部品を使用しているが、それはやめたほうがいい。見た人にそこも身体の一部なのかと勘違いされるからである。作品本体を優先するのは構わないが、少しは台座のことも考えた方が良いかもしれないぞ。


上半身と下半身を繋ぐヒンジ。クリップ接続に比べれば強いものの、それでも支えきれないため、プレート同士でぶつかることで角度を保っている。自重との戦いの世界へようこそ。



下半身の後ろからは尾が長く伸びている。制作した時点では尾の各関節はヒンジやクリップ接続だったが、それだと尾を横方向に曲げることができず展示する際に奥行き方向にかなり場所を取ってしまうので、現在は改修して接続をボール関節にしたことで問題を解決している。
2023年JBFにて。この通り長机の狭い奥行きにも尾を収めて展示できるようになった。

ボール関節に改修するにも課題があった。ヒンジやクリップに比べてボール関節は接合力が弱く尾が簡単にちぎれてしまう問題が発生した。解決方法はシンプル。尾の肉抜きを行い関節への負担を減らすことで維持できるようになった。(ただし、尾が脆くなるというデメリットは発生するが。)


背中に生えた無数の長く伸びた棘もボール関節によって角度調整されている。棘は先端部以外はただの1x1ラウンドブロックなので保管中にバラバラになる。制作当初は各棘の長さを決めていたが、今は適当に復元している。



青色はともかく紫系のパーツはセットを購入しても集められる数に限りがある。そんなときは迷わずデジラやブリッカーズなどのパーツショップサイトへ。国内じゃ手に負えない部品はカンザンブリックなどが良いだろう。


制作中だったり、完成写真を取っている最中でも作品が倒れてしまい中破してしまうこともある。大きなものを作るとそれだけ壊れたときの修復が大変である。大型作品に手を出そうと思ってる人はその覚悟をしておこう。


制作開始日 2020年4月10日
完成日 2020年12月4日

2023年10月12日現在 まだ保存中

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