ヘッダーに現在使用している写真の話

当ブログでは現在このような画像をヘッダーに使用している。(スマホで見ると表示されてないが)
作品名を「廃色habitats」という。実制作には移らず設計データのみである。
今回はこれについて話す。


昨年5月頃、ツイッター等でMono Color Habitatsというものを見て、そのカラフルさに圧倒されたのである。マジ売ってたら買うわこんなの。

小部屋一つにつき一色、見事な内装とミニフィグ1体。多分これはレゴやってない人でも目を惹かれるんじゃないかな。


その一方でわたしは「これは大体は現行の色だ 廃色になったものも少しは入っているがこれにはまだ使ってない色があるじゃないか」と考えて、ヘッダーの作品の設計に移ったわけである。


設計するにあたってまず一色目に「サンドパープル」という色を選んだ。
一色目から壁にぶち当たる。この色、レゴ公式がこの色の部品作らなくなるまで、つまり「廃盤」ならぬ「廃色」になるまでにろくに部品の形を充実させずに逝ってしまったのだ。だからどうしても近い色をつなぎに使う必要が出てくるのである。これに躊躇すると作れる物が制限されてしまうので踏み切った。
そんな色ばかりである。

こちらの色は「ライトグリーン」。
床を自前の色で用意出来てるのはいいとして、それが無に帰すほどのデメリットがこの色にはあった。壁に使える部品がこの大味な形状の部品以外無くて非常に大変だった。


他にも問題点はある。Mono Color Habitatsには一色に一体のミニフィグが居たが、廃色habitatsではそうはいかない。ミニフィグに持たせる道具や被せる帽子くらいはあったりする色もあるが、
完全にどうすることもできない色もある。
特にこの「ライトブルー」なんかはだいぶガランとしちゃってる。

そして、一色一色ちくちくと設計を進めて、集合させてヘッダー写真の状態が完成したのである。ああ、すばらしきかな。

で、設計した後には部品を集めて実制作に移りたくなるものだが……。
ハッキリ言おう。できない。
レアパーツが多くてとんでもないお金がかかるのだ。というか一区画を「小部屋」と表現していたが、普通の色で作ってもこれが以外と部品を食うのだ。それをレアパーツで
やるとなると当然である。

具体的にはレゴ設計ソフト「Studio 2.0」の簡易計算でも4200ドル、日本円に換算して約63万円かかる。しかもあくまで簡易計算。多分その部品の最安値とかで計算してるから私の大雑把な予想では諸々込みで100万は行くんじゃないかなぁ……と思う。

よって、宝くじで高額当選でもしないかぎり実制作はできないということで。

しかし、これに似たプロジェクトを推進中。
その名は「ブリックヘッズカラーチャート」。
詳しくはまた別の回で。

 

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